今月のお祭りめぐりは、大阪府の「天神祭御膳」です。
献立内容は、、、
ご飯物:加薬ご飯
揚げ物:天ぷら盛り合わせ(海老、キス、かき揚げ)
和え物:しんかい
デザート:ヨーグルトゼリー~メロンピューレ~
汁物:船場汁
「加薬ご飯」は、漢字では「火薬」ではなく「加薬」と書きます。加薬という言葉の由来は、漢方薬の効果を高めるために加える補助的な薬という意味があるそうです。薬問屋の集まる大阪では、混ぜることをかやくと表現したこともあり、そこから料理に加える薬味や調味料のことも表すようになったそうです。
和え物の「しんかい」は、夏野菜のみそ和えのことで、“しんかい”という名称は、その年にとった米で作った新こうじからきたのではないかといわれています。
汁物の「船場汁」は、大阪の問屋街である船場で生まれた料理です。 塩サバなどの魚類と大根などの野菜類を煮込んで作る具沢山の汁となっています。
天ぷらはカラッと仕上げっていて、みなさま「おいしいわ」と好評でした。